競馬の歴史を紐解いてみよう

皆さんは、競馬の誕生というものはご存知だろうか?いや、ほとんどの人は知らないものだろう。競馬とは、16世紀のイングランドで貴族たちが各人が持ち寄った、馬を競争させたのが始まりだといわれている。だが、それは、近代競馬の話で、もっと古くから、「馬を競走させる」ということはあった。それは、古代ローマ帝国の時代までさかのぼる。そのころの「競馬」は、馬車のように、人を乗せた車を馬が引っ張ってレースをしていた。その結果の着順を予想し、当てるというゲームだったのだ。18世紀にはヨーロッパ全土に広がり、19世紀にもなると、日本やインドでも競馬が伝わってきて、世界中に広がるようになった。

現在では、日本でも「公営ギャンブル」といわれるように、国が主導として、開催する。といったことが主流になってきている。現在の競馬開催国は、全世界で、100カ国を超え、レース数は数十万にまで上ると言われている。競争形態は、「平地」・「障害」・「速歩」に大別され、平地での競争が最も広範囲で行われている。一方、「速歩」も人気が高く、フランス・イタリア・スウェーデン・カナダ等では、こちらの方が人気が高い。競馬は馬を使役しなければ開催できない。そういう点で昔から動物愛護団体による非難の対象になっている。このため、一部の国や団体では、馬に鞭を打つ回数が決められている。例えばイギリスでは1レースにつき馬に鞭を打つ回数が10回までと定められ、それを超えると騎手に騎乗停止処分が下されるという非常に重い厳罰となっている。また、馬の屠殺が残虐だという理由で競馬関係者からも批判者多く、アメリカでは2006年に競走馬の屠殺を全面禁止するという法案が可決するほどだ。こちらに関しては、同国の関係者からも賛成の声が多く上がった。

現在では「賭博」という色が濃いが、元々の近代競馬は貴族たちが持ち寄った、競争馬の品評会であったといえるだろう。競争する姿を民衆が賭けの対象にしたのが「賭博」としての「競馬」の原点だといえるだろう。

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